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60秒で触る · Concept Demo

できる。してよい。今やる番。この3つは違う。

できる ≠ してよい ≠ 今やる番

RightOS は「してよいか」。RightFlow は「今だれの番か」。実行系は「どう行うか」。人でも、API でも、AI Agent でも、同じ問いです。

CAN · できる
YES
能力(アクターが技術的に可能)
MAY · してよい
YES
権利(RightOS)
NEXT · 今やる番
NO
協調(RightFlow)

いちばん単純な例:EV充電器が1台

Alice と Bob はどちらも正規ユーザー。どちらも充電してよい。今の番は Alice。

店舗の整理券では「今の番」が権利そのものになることがあります。ここでは、正規ユーザーが資源を共有するとき、してよいことと今やる番が分かれる瞬間を触ります。

これは Concept Demo です。充電器は動きません。同じ問いを、手で変えられる模型にしたものです。

EV充電器 × 1空き
Alice
NEXT
CAN YESMAY YESNEXT YES
MAY / NEXT
NEXT
Alice
Bob
CAN YESMAY YESNEXT NO
MAY / NEXT
Bob
CAN · できるYES
MAY · してよいYES
NEXT · 今やる番NO
HOW · 実行してよいかNO

Bob で「充電を開始」を押してみてください。権限はあるのに、止まるはずです。

充電器を、何に置き換えても構造は同じ

これは充電器専用の技術ではない。MAY / NEXT / HOW が残る。

Alice
EV充電器
MAYNEXTHOW
Bob

病院:全員入れてよい。入るのは今の番だけ

患者 A・B・C は全員 MAY = YES。NEXT は B。救急の D が来ると、権利は触らず順番だけが変わる。

待合
AMAY YES
BMAY YES
CMAY YES
診察室
NEXT · B

許可と優先は別物。B が入るのは、MAY が特別だからではない。今の番だから。

いまある業務:請求書と送金 API

Agent C は送金 API を呼べる(できる)。会社から送金を許可されているかもしれない(してよい)。人間の承認が終わっていなければ、今の番は Human。

この請求書を処理して

  1. Agent A · 読取
  2. Agent B · 検証
  3. Human · 承認
  4. Agent C · 送金
Agent C
CAN YESMAY YESNEXT NOHOW NO

API キーがある ≠ いつでも実行してよい

Agent C:できる YES · してよい YES · 今の番 NO。だから送金できない。

従来の認可との違い

RightOS / RightFlow は IAM の置き換えではない。ログインできるか、に加えて、今その行為をしてよいか・今だれの番かを分けて問う。

Traditional authorization

Bob は X を実行できるか?

YES / NO

RightOS + RightFlow
  1. 技術的にできるか?(CAN)
  2. してよいか?(MAY · RightOS)
  3. 今の番か?(NEXT · RightFlow)
  4. 直前の条件はまだ有効か?
  5. 実行する(HOW · 実行系)

三層:MAY / NEXT / HOW

RightOS
MAY · してよい

このアクターはこの行為をしてよいか?

RightFlow
NEXT · 今やる番

次に動くべきなのはだれか?

Execution
HOW · 実行してよいか

実際にどう行うか。行う直前に権利を再確認する。

同じ抽象が、現場も API も横断する

資源 / 行為MAYNEXT実行
EV充電器RightOSRightFlow充電器
診察室RightOSRightFlow施設
GPURightOSRightFlow計算基盤
APIRightOSRightFlowソフトウェア
送金RightOSRightFlow会計・決済系
ロボット作業RightOSRightFlowロボット(実行系)
AI Agent の操作RightOSRightFlowAgent / API

ロボットと AI は最後に出てくる一般化です。中心は、いま現場にある資源の分け方です。

同じ原理を、もっと複雑な現場で

Facility Handoff Lab は未来都市ではありません。いま触った「してよい ≠ 今の番」の逆側——担当なのに入れない——を、荷物の受け渡しでライブ API として示します。

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氏名・電話は不要。配車・運賃・ロボット制御は行いません。Concept Demo は API を書き込みません。

仕様: Concept-Experience.md · 対になる実例: Facility Handoff Lab